白樺材
- 2015.06.27 Saturday
- 21:26
前回は白樺樹皮についてチョット書きましたが、今回も白樺ですが木材の方!
今年の2月に伐採された置戸産の白樺材です。
焦げ茶色の材は胡桃です、胡桃も若い幹の樹皮は厚く弾力があり、かご編みの材料になりますね、
さてちょっと見るとあまり太い材には見えませんがこれでも太いものは直径30cm以上、長さも2m以上あります。
重さは... 一本 100Kgは超えるでしょうね。
これらの材からワインクーラーやボウル、プレートを製作するのです。
木口(こぐち)は伐採から4ヶ月経つのでひびが見られますが10cmほどカットするとひびもないでしょう。
作家さんとは白樺樹皮の話をしながらこの木の樹皮は剥き易いね!とか、
こいつは樹皮が薄くて剥けないな〜 とか...
木工にはあまり関係ない話ですが白樺好き同士で話が盛り上がりました、この後これらの材はチェーンソーで必要なサイズにカットされていきます。
伐採した木々を無駄なく使えるように、樹皮の綺麗な部分はワインクーラーに、それ以外はボウルやプレート...
それぞれに適した器に生まれ変わっていくのです。
大きな材なので乗っかっても全く動きませんね〜 樹齢は30年以上かな、
白樺は寿命が70年程度と言われています、
国有林などでは直径60cm以上のカバも見られ、空に向かってまっすぐに伸びる白樺の大木はとっても力強くて素敵です。
なかなか家具や木工品に使われない白樺ですが、とっても素敵な材なのですよ!。